ビジネスorボランティア
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株式会社PLOSPERITA
代表取締役社長
佐々木祐介
です。
皆さんは、
美容師を仕事(ビジネス)としてやっているのでしょうか?
それとも
ボランティアでしょうか?
どちらにせよ、マインドが間違っていると思いもよらぬ落とし穴にはまるかもしれません。。
きっと、美容師さんは自分の好きな道を選び、好きなことを好きなだけ追求したいと思い、「美容師」を職業にしたのでは無いでしょうか?
職業としての美容師orボランティアとしての美容師
よく、
「お客様の笑顔の為に!!」
ってサービス業の方は聞くワードだと思います。
それって、真実だと思うんですよね。
僕もこの言葉は大賛成ですし。
でも、その為に自分の時間もお金も二の次?
それこそ、全国制覇を目指すが如く、努力に努力を重ねる美容師さんは多い(遠い目)
極論、それはボランティアで行えることじゃ無いかなぁ〜っと
あくまで、極論の話なので、努力を否定しているわけでは無いですよ。。
以前の美容室での経験談
美容室では忙しいとされる12月のある日。。
営業終了間際、スタイリストAさんの指名のお客様からご予約のお電話が。。
電話に出たのは、スタイリストBさん。
お客様
「今からカットとカラーでお伺いしたいんですが、大丈夫でしょうか?明日に大事な予定があるので今日中にお願いしたいんです。。19時前にはいけると思います。」
スタイリストBさん
「大変申し訳ございません。カットとカラーですと最終受付時間18時までとなりますので、別のお日にちでのご案内になります。」
スタイリストBさんはしっかりとサロンの決まりをお伝えし、丁重にお断りし、お客様も納得せざるおえない。。
しかし、このことの対し、スタイリストAさんは納得がいかない。
スタイリストAさん
「〇〇さんは何年も来て頂いている大切なお客様なんです。しかも明日に大事な予定があるっておっしゃっていたんですよね?私1人残ってでも〇〇さんの笑顔の為なら出来たのに!なんで電話切る前に確認してくれなかったんですか?!!」
スタイリストBさん
「いや、19時にはと言っていたんですが、それよりも遅くいらしたら終了時間も22時近くなってしまいますし、他のスタッフも帰りづらいじゃ無いですか。。。」
この些細な意見の食い違いをきっかけに、二人の関係は修正不能になってしまった。。
揉め事の原因は、
僕の観点で考えるに、根本の原因はルールのあやふやさにあると思っています。
受付時間、営業時間は決まっていても、「どのくらいならOK」なのか?ここに答えはないんです。。
そこを「明確なルール化」をしておけば、そもそもこの揉め事は起きなかった。。
1分しか遅れていないのにお断りする美容室は無いと思いますが、、
では、
5分は?10分は?15分は?30分は?1時間は??
この辺りになってくると、やはり人によって解釈が変わってきますし、予約状況にもよって変わってきてしまう。。
スタイリストAさんの「何年も来ていただいている大切なお客様」と言う言葉。
確かに、僕たち美容師は「お客様の笑顔の為」と思う気持ちは絶対に必要です!
でもですよ、仮にそれが指名のお客様じゃなかった場合もスタイリストAさんは同じ対応をしたのでしょうか?
新規のお客様やフリーのお客様であっても「私1でも残ります」と食い下がったのでしょうか?
どんな美容師さんでも「指名」してくれるお客様は大切にしているはずです。
つまりスタイリストAさんの言い分は、、
「指名のお客様の為なら」っていう条件付きということになります。。
この違いって大きいじゃ無いですか?
結論
何が言いたいのか?ってことなんですけどw
僕たちは、美容師という職業をプロとしてやっているんです。
決して「便利屋」ではない、つまりボランティアじゃないんです。
決められた時間内、決められた料金、決められたルール・・・・
お客様を見て自分本位で、時間外をOKにしたり、安易に値引きをしたりせず、ルールの範囲内で最高にお客様を喜ばせ、最高の結果を出すよう努力すべき、それがビジネスとしての美容師をしているという事。
それが
職業
であり
プロ
と言うことじゃないでしょうか?
それに納得できないのであれば、究極はボランティア活動、
好きな時間に、無料でやればいい・・・
見返りを求めず、自分の理想のみを追いかけ、好きなだけ、何時になろうが、料金を頂かなくても、新規だろうが指名だろうが、お客様の笑顔のために全力を尽くせる!
でもそもそもそれでは、「お客様」とは言えないですけどね。
どこまでならOKと言うのは、それぞれの感覚が違うんです。
その為にルールがある。
時間、料金、担当人数、工程・・・全て意味があり、弊社もマニュアルやルールがあります。
必ず組織にはルールが必須になってくるんです。
なぜなら、上記での経験談のように、意見の相違からくる揉め事、その最大の被害者は誰だと思いますか?
最終的には、発言力のない下の子達にしわ寄せがくるんです!
僕は、
ビジネスとして美容師をし、ビジネスとして美容室を経営しています。
もちろん、
ビジネスをとっぱらった、「美容師としての理想」は僕にもあります。
自分はビジネスをしているのか?ボランティアをしているのか?
良く考えてみてはいかがでしょうか?
弊社のスタッフはお客様を真摯に向き合ってくれることを期待しています!!